佐藤幸夫が独自の視点でWorld news記事に切り込む

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vol.30 ~イタリア、ポピュリズム政権発足~

今から約2100年ほど前のローマ時代にマリウスという軍人がいた。
混乱する社会で没落しつつあった中小農民の不満を吸収する形で支持を得ていった。
そんな彼を中心に作られたのが、貴族の牙城となっている元老院に対抗する政治グループのポピュラレス(平民派)である。


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vol.30 ~イタリア、ポピュリズム政権発足~

今から約2100年ほど前のローマ時代にマリウスという軍人がいた。混乱する社会で没落しつつあった中小農民の不満を吸収する形で支持を得ていった。そんな彼を中心に作られたのが、貴族の牙城となっている元老院に対抗する政治グループのポピュラレス(平民派)である

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vol.29 ~ノーベル平和賞にトランプ氏推薦=米与党議員らが連名書簡~

あげていいと思う人もいるだろう。
しかし、個人的にイヤだ。あくまでも個人的に。歴史的にはまだ早いなっと思う。オバマの「プラハ宣言」で核なき平和など実現してもいないのに、2009年ノーベル平和賞をあげてしまったことを思い出す。

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vol.28 ~東南アジアはISとサイバー攻撃の脅威に直面、シンガポール首相が警告~

国の長が自らの声で警告を促すのは東南アジアでは異例のことだ。
イラクのモスルが墜ち、シリアのラッカも墜ち、中東におけるISの力はほぼ消え、新しい局面に入った。
しかし、以前にも類似した記事へのviewでも話したように、実体が亡くなっても生き続けるISの亡霊を舐めてはいけない。

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vol.27 ~駆け引きでも日本は蚊帳の外~

北朝鮮の台所は空っぽになりつつあるのでしょうね。かなりゆるい経済制裁にも関わらず、ミサイルも使わずに駆引き開始。韓国のムンさんに急接近し、ちょっと嫌われつつあったシューさんのところに美人の奥さんを連れて寝台列車で電撃訪中。そして、今度は核実験台も大陸間弾道ミサイル(ICBM)も捨てまーすって言って♠️トランプ♣️さまのご機嫌取り。あれ?残った日本への歩みよりは?

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vol.26 ~シリア、空爆後の東グータで市民が呼吸困難 「毒ガス」使用か~

国際条約に違反した武器を使用した罪を問う記事。勿論、いけないモノを使った罪は理解できる。しかし、この武器なら人を殺していい、これならダメ。このやり方は卑怯だからダメ、これなら仕方ない。なぜだろう。僕がひねくれているのだろうか?クレスター爆弾も化学兵器も、ロケット弾も機関銃もやり方や場所によっては殺傷能力にかわりなく、あったとしても、大量に殺せるものはダメ、それ以外はならいいという線引きに納得いかない。

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vol.25 ~反イスラエル闘争呼び掛け 米の「首都エルサレム」認定で~

バカの一言。国家のリーダーは株式会社の社長ではないし、一個人の発言では済まされず、簡単に発言を撤回しにくい。これじゃ~正直、朝鮮半島の「ロケットマン」と同じ、いや、それよりタチが悪い。 久々に「聖地イェルサレム」が脚光を浴び出した。そして、そのことは、大人しくなっていた過激派を目覚めさせ、沈静化したはずのテロリストの格好の餌食となり、テロを誘発しかねない落とし穴。

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Vol.24 ~ISIL(ダーイシュ)の終わりは、中東不安定の第2章の始まり~

孫文が作った中華民国はもがき苦しんでいた。反共姿勢を変えない国民党の蒋介石は内戦を加速させ、日本の侵攻を容易にしました。しかし、36年の西安事件で、彼は反日への転換を約束、ここに中華民国は共通の敵を日本であると確認、第二次国共合作が成立したのです。

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Vol.23 ~IS(イスラーム国)の拠点モスル陥落寸前でもテロはなくならない~

24日(土)2017年のラマダン(イスラーム曆の九の月:断食の月)が終わります。ラマダン中に行った善行に対する神からの評価は普段よりも高いとされています。テロ組織のリーダーらはそこに目をつけるのです。

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Vol.22 ~フランスでも「EU離脱派」が大統領になるのか~

とうとう、フランスでもEU離脱が焦点となってきた。グローバリゼーション崩壊の流れは止められないのか?背景はやはりシリア難民問題による治安悪化・テロ危機と低賃金雇用問題にあるのは間違いない。主な立候補者は中道・極右・極左の3分裂となり、有権者は分かりやすい大統領選挙となった。

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Vol.21 ~「強力な艦隊」派遣とトランプ氏、北朝鮮は核攻撃を警告 | Reuters~

「アメリカは日本にある米軍基地は守るが、日本人自体を助けることには主眼を置かず、攻めに戦力を傾け、相手の戦闘能力を無にすることに専念する」
これが私の持論であり、他力本願になる日米安保の限界を今だからこそ感じて欲しい。 >続きを読む



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Vol.20 ~イェルサレムの侵してはいけない一線とトランプの狙い~

イスラエルには実質上、首都は2つある。1つは勿論イェルサレムたが、3宗教の聖地であることに加え、パレスチナ政府が東イェルサレムの返還を要求していることで、宗教絡みの特にイスラーム教国の顔色が気になるわけだ。 >続きを読む


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Vol.19 ~トランプ氏が勝利したアメリカで、多くの人が「安全ピン」を身につけている理由~

あれから、1週間が過ぎました。実際に任期が始まる2017年1月20日までマスコミのネタは尽きることはないでしょう。上半期講演会では、イギリスのEU離脱を問う国民投票の結果を予想しました。私の予想は、それぞれの国民の気持ちや立場を考えてというより、それぞれの国民の世界に対する「性善説」に重きを置いての予想    >続きを読む


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Vol.18 ~プミポン国王が変えた立憲政治の理想~

南アフリカとモザンビークに挟まれた小さな国、スワジランドという国に、生後まもなく即位し約83年間君臨していた国王がいた。ラーマ9世、プミポン国王はそれよりは13年短いが、それでも70年間国王として影響を持ち続けた人物である。タイという国は国際的影響力も強く、スワジランド全人口約100万人の67倍、約6700万人も住む国   >続きを読む


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Vol.17 ~朝鮮戦争は防げるか?中途半端な懐柔策の顛末~

1991年はある意味で世界史が大きく揺れた年でした。私が代ゼミ講師1年目のこの年は偶然にも年男(24歳になる年)の未年。湾岸戦争があり、ゴルバチョフが軟禁され、ソ連邦が解体しました。そして、朝鮮では、民主化宣言をした盧泰愚率いる韓国と   >続きを読む


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Vol.16 ~オリンピックがもたらす真の意味と国民の意識~

レスリングも400mリレーも応援したかったのですが、コーカサスは旧ソ連だったこともあり、ロシアやウクライナなど旧ソ連の国々が活躍できる競技しか放映されませんでした。だから、ドーピング問題で揺れた陸上があまり放映されないのは当然至極な話 >続きを読む


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Vol.15 ~“テロ=イスラーム”は危険な定義~

この記事の要旨を決して読み間違えてはいけない。なぜ、フランスでテロが起こりやすいのか?受験で世界史を選択された方は、1894年に起きたドレフュス事件という名を覚えているだろう。ユダヤ軍人のスパイ容疑事件である。 >続きを読む


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Vol.14  ~シリアの子供たちとポケモン~

1週間が経ち、少しだけだが、熱は覚めたようだ。任天堂の株価も平常心を取り戻し、下降を続け、それなりの価格に戻りつつある。
ポケモンGOに対して決して否定的なわけではない。家族の絆が深まったとか、近所とのコミュニケーションが増えたとか。 >続きを読む


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Vol.13  ~トルコ軍部クーデタは何を語る~

世界の歯車が狂い出している。南仏ニースで起きたトラックテロは、単独犯ではあったが、結局失業を繰り返した人間の闇がISに傾斜していた。このことは、先日バングラデシュで起きたテロ事件の犯人グループもしかり。 >続きを読む


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Vol.12  ~恐怖との戦い “IS戦略の変化”~

個人的に馴染みのあるイスタンブル・アタテュルク国際空港で、2週間前、空港テロとしては過去最大のモノが起きた。そのため、今年の夏トルコtourは催行中止にせざるをえなくなった。   >続きを読む


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Vol.11  ~ロシア、バルト3国制圧~

記事の題名驚いた。ロシアがバルト3国に侵攻し、各首都を制圧。今のプーチンならあり得るかと。ドーピング問題でロシアの陸上競技不参加が取り沙汰されている昨今。もと、アンチドーピング協会の元会長二人が2月に謎の死を遂げ、前会長はアメリカに亡命中。  >続きを読む


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Vol.10  ~IS(イスラミック・ステーツ)~

「IS(イスラミック・ステーツ)に忠誠を尽くす」を免罪符として使わせてはいけない。
イラクの首都バグダードから50㎞ほどしか離れていない町ファルージャはIS(イスラミック・ステーツ)の支配地にある。 >続きを読み


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Vol.9   ~ペルー大統領選に思う~

当選確実が出ない!?
開票数99%でも当選確実が出る我が国民の感覚ではあり得ないことが起きている。 >続きを読む


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Vol.8  ~オバマ大統領広島訪問は中国の歴史「加害者」カードを砕く一撃だった~

「広島演説」に関する記事やコメントがあふれかえっている最中に、どのようなviewがフォロワーにとって読むに値するモノになるのかを考えてたら、もう5日も経ってしまった。  >続きを読む


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Vol.7  ~五輪史が如実に示す、日本開催がなくなる理由~

「y masuzoe お前もか!」だから、政治家は好きになれない。道義的にどうかと言われればアウトではあるものの、パナマ文書でその名が公表された公的な立場にない著名人ならば、合法・投資・節税と言われると、正直責めきれない  >続きを読む


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Vol.6  ~ビンラディン容疑者の息子、シリアの過激派に「団結」呼び掛け~

ビンラーディンが2011年に暗殺されてから、もう5年が経った。そして、2001年9月11日に起きたあの事件からはもう15年も経つ。話には何となく聞いたことのあるフレーズ「9.11」  >続きを読む


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Vol.5  ~ロンドンに史上初のムスリム市長誕生か、英統一地方選~

久しぶりに気持ちがいい記事を目にした。勿論、まだ結果になったわけではないが、世界も捨てたもんじゃないなあと。  >続きを読む


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Vol.4  ~ドイツ 難民受け入れ反対の政党が集会 抗議のデモが暴徒化~

とうとう、ドイツでも始まった。移民・難民受け入れ反対派 × 賛成派 のbattle。イギリスでも2週間前に似たような事件が起きていて、これはイギリスのEU離脱の是非とも繋がっている。  >続きを読む


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Vol.3  ~イラン 女性国会議員選挙当選取り消し物議 ~

皆さんにちょっと聞いて良いですか?この記事を読んだ時に、先ず最初に、この記事内容の何を問題視しますか?勿論、正解はありません。是非、家族や友達の話題の1つにしてもらったら嬉しいなあ~と。  >続きを読む


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Vol.2  ~せめて息子だけでも欧州へ、アフガンの親たちの苦渋の選択~

シリアでもアフガニスタンでも、難民の人々の思いは同じである。できるならば、家族全員が安全な欧州で暮らせるように。いや、せめて子供だけでも。  >続きを読む


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Vol.1  ~トランプ氏、東部5州で圧勝 代議員過半数へ大きく前進~

アメリカ人が自らを民主主義国家(正常な大統領選挙)の代表国と言うなれば、万一彼が大統領に選ばれたとしても、それはアメリカ国民の意志であり、アメリカ国民が望む世界的未来となる。  >続きを読む


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4月のピックアップ  ~新米ドル札~

アメリカ独立革命の授業で毎年話題にするので、僕の教え子たちは覚えているかもしれませんね。  >続きを読む


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3月のピックアップ  ~La Terreur~

また、テロの話題になってしまいました。残念なことです。敢えて、違う話題にとも思いましたが、関心が向けられているのに無視するようなコラムは微妙と思い、再度この話題にします。  >続きを読む


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2月のピックアップ  ~アメリカ大統領選~

11月にならないと分からないことですが、今の時点で言えることはあります。アメリカ大統領選挙において、共和党のトランプ氏が勢いを増し、民主党のサンダーソン氏が善戦しているという事実です。  >続きを読む


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11月のピックアップ  ~テロとの戦い~

イタリアのミラノやローマで多くのイスラーム教徒らが、パリで起こった同時多発テロの犠牲者らと連帯を示すための平和集会やデモを行った。  >続きを読む


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10月のピックアップ  ~チュニジア革命~

2015年ノーベル平和賞に、チュニジアの民主化プロセスに貢献したチュニジアの労働・産業・人権・法律の4つの団体「チュニジアン・ナショナル・ダイアログ・カルテット」が選ばれた。  >続きを読む