ABOUT ME
ー佐藤幸夫ー
代々木ゼミナールにて、カリスマ世界史講師としてLIVE授業・衛星放送(衛星予備校 約380校)で活躍している。10冊以上の学習参考書(学研・KADOKAWA・三省堂より)を手掛ける。
複雑に絡んだ世界史を簡単な一つのストーリーとして諳んじる授業構成や、年2回の世界独り旅(世界一周)でのエピソードを交えた話で、生徒たちの興味・関心を惹きつける。また、生徒への面倒見は随一で、予備校講師という硬いイメージとは異なる、対話を大切にする親身な指導で多くの生徒の支持を得る。
また、「学んだ知識を実体験に替え、その目で見て、心から感動し、世界への見聞を広げて欲しい」という思いから、大学生を中心とした世界史Study Tourを年3度行ってきており、次回のツアーで52回目(のべ2000人以上が参加)を迎える。
さらに、年2回の国際情勢講演会を開催する他、旅行会社H.I.S.とのコラボトークショー『地球を15周した私が学んだ15のこと』を追加公演含め2回成功させた。また、今年12月、『歴史があるから旅がわかる』をテーマとし、同じくH.I.Sとのコラボトークショーを開催し、来年1月には、世界一周団体TABIPPOとのコラボで、『ジャーナリスティックな旅からアカデミカルな旅へ』というテーマで特別講演会の開催。
その他、大学での“世界見聞 × アカデミー ×自己改革”というテーマで講演を考えている。
“空飛ぶ予備校講師”にしか分からない、世界見聞の楽しみ方と自分の見つめなおし方を伝えていく。
―未来への展望―
大学時代の専門は、「中世百年戦争の聖女ジャンヌダルク」。
しかし、予備校講師として教鞭を執る中で、世界史おけるIslamの重要性に強く惹かれ、現在アラビア語の習得とアラブ人との交流に時間を掛けている。
近年、入試に出題されるイスラーム史の重要度は増すばかり。
そうした中、子供たちには、恐い・危ない・良い悪いではなく、「なぜイスラーム世界は揺れるのか」を知って欲しく、26年間も受験業界に居座ってしまった。
「イスラーム教徒の意義」を世界史というグローバルな視点からより知るようになると、現在イスラーム教徒が関わる多くの問題において、「今を知る、今を治す、今を解決する」だけでは根本的な平和には決して結び付かないということに気付いてしまった。
誰かがやらねばいけない。
全く根拠のない義務感と使命感が生まれ、現在、有言実行のために、その地盤作りのために、エジプト・トルコで人脈作りに時間を掛けている。
しかし、多方面からの協力やマスメディアの支援は必要となるだろうと考え、「賽が投げらたり」の時までのあと数年間で準備を整えたい。
移住地はトルコ・イスタンブル。活動拠点はエジプト(イスラーム・マスメディアの最大の発信地)。活動期間はまず10年。最終目的地はパレスティナのガザ地区。
最後の望みはアラブ人の穏やかな心。望まれる平和は30年後。第一期平和は100年間と自らは考えている。
追記)世を騒がしている「イスラーム国(IS)」の出現は、民族&宗教的混乱の始まりに過ぎない。
「イスラーム国(IS)」が支配する領域が狭まりつつある中、かれらの思想に傾斜するムスリムが世界に拡大し、テロとなって表面化してきた。
何度も言うが、これは始まりに過ぎない。
この組織は、数年も掛からず壊滅するだろう。
しかし、世界の四分の一を占めるイスラーム教徒の複雑な宗派・民族構成は、どこをとっても火種でしかない。
日本も対岸の火事では済まされない時代になっていること、「日本の常識は世界の常識にはならない」こと、身を持って知らねばいけない時代になった。
多くの日本人犠牲者が身をもって教えてくれたこと、大切な日本人の経験として、決して忘れてはいけないと強く思う。