Vol.10 ~IS(イスラミック・ステーツ)~

Vol.10

【参考サイト】http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/…/06/post-5331.php

「IS(イスラミック・ステーツ)に忠誠を尽くす」を免罪符として使わせてはいけない
イラクの首都バグダードから50㎞ほどしか離れていない町ファルージャはIS(イスラミック・ステーツ)の支配地にある。しかし、2週間ほど前からイラク軍による奪還作戦ですでに500人近くのIS戦闘員が捕獲された。また、ISの首都とされるラマラへの総攻撃も間近となり、イラク軍及びシリアのアサド軍・ロシア連合は、ISの殲滅を秒読み段階に入れている。
そんな矢先に、今回のフロリダ銃乱射事件が起きてしまった。しかし、この悲劇を読み間違えてはいけない。
容疑者の父はマスコミを買い取り、自らの主張をテレビ番組で放映できるくらいの金持ち。容疑者本人が貧困に苦しんでいるわけでもなく、アフガニスタンの移民だからと他人に分かるほど差別された生活をしていたわけでもない。
近年増え続ける若者に多い、ちょっとした辛さ・苦しみ・憎しみを自己解決できず、他への暴力へと変換するしか調整できない脆く歪んだ精神力。さらに、自分のスマフォに流れ出るSNSからは見たくもない気に入らない情報が否が応でも沢山飛び込んできてしまう時代。
社会の矛盾や貧富の差は昔からあった。今に始まったことではない。では、なぜ、社会に対する不満爆発が今なのか?
人間が忍耐力を失いつつあり、その爆発の隠れ蓑に「ISへの忠誠」を使えば、本人としての大義名分がつく。ただのワガママな犯罪にはならないからだ。そのうち、ムスリム以外の人間が爆発的なテロ的犯罪行為を起こす際にも、「ISへの忠誠」を使ってくる可能性もあろう。「私はISのフランチャイズなんです」って。
つまり、今のテロ犯罪の問題は、もう力を失いつつあるISの存在やムスリムの数にあるのではない。歪んだ若者の増加と、便利になった世の中で我慢し耐えることを忘れつつある人間の増加にあるのだ。
若者ではないが、トランプ氏の攻撃的な主張も一種のテロ行為。国民にさらなる恐怖心を煽り、さらなるテロを誘発させる。そして、また恐怖心を持つというレンジ。
我が国日本も、対岸の火事では済まない。歪んだ若者はムスリム以上に増え続けているからだ。


 

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