Vol.9 ~ペルー大統領選に思う~

Vol.9

【参考サイト】https://gunosy.com/articles/aZgB6

 

当選確実が出ない!?
開票数99%でも当選確実が出る我が国民の感覚ではあり得ないことが起きている。

組織票は民主主義が産み出した反民主主義的なシステム。ある団体に所属する以上は決められた人や政党に投票するよう指示が出るため、勿論、黙っていれば自由に投票はできるか、その組織に対する良心への呵責により、個人的な政治的意思は敗北するのである。
この組織票の反対が浮動票だ。これが多ければ多いほど当選確実は出ない。浮動票の多さは投票率の高さに比例することが多いとされる。我が国では100人に60人が投票すると投票率は高いと言われる。よく考えてみれば、40%は参政していないわけだ。その大半が20~30代の若者であり、彼らはなんやかんやと理由をつけて投票には行かない。
投票した人間や政治家たちは、「投票しない人間は文句言うな」と言う。そうではなくて、投票に行く環境を作ることはできないのだろうか?
ちなみに、ペルーでは投票を拒否すると行政的なペナルティが課され、繰り返すと重い罪となる。その国に住み、その国のサービスを受けるならば、その国の政治家を選ぶ義務があるはずだ。それは、権利ではなく義務。納税よりも重要な義務。民主主義のための国民の責務であろう。
今回のペルー大統領選の投票率は85%を越える。
昨今政治腐敗の続く我が国では、選挙に甘く、政治家の道理・道徳に厳しい。無論、厳しいことはいいことだが、まずはしっかりと、口先だけの演説やただ当選することにしがみつく政治家を当選させてしまう選挙システムを改善できないだろうか?当選してからでは辞めさせにくいシステムは、元来ある政治家を守るためにあるものだから。
自分の一票はただの一票ではなく、自分が納得してこの国に住むための一票であることを、新たに選挙権を持った18~19歳の学生・社会人も含めて、肝に命じて欲しい。選挙結果が気になる、そんな国家であれば、国民の関心が政治家の堕落を監視できるのである。

 


 

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