2つのtourの添乗を終えるといつも感じることがあります。時は足早に過ぎていくってこと。。。
1都市の滞在が平均2日程度となると慌ただしいのは当然でしょうね( ̄▽ ̄;)。
「ゆっくりする海外」ではなくて「見て回る海外」になっている現実。遺跡巡りが趣味であれば、世界遺産巡りを使命とするのであれば、覚悟すべきことなのでしょう。
51回のtourにして初のメキシコと言うと、意外に驚かれますが、メキシコとペルーが同じ値段ならば、やはり、日本の裏側と言っていいペルーが勝ちます。でも、今回はメキシコtourを30万円切りで提供できたので、ようやくの初tourとなったわけです(^-^)v。
遺跡巡りの想い出は、正直天候に左右されてしまいます。今回も目玉であったチチェン・イツァで土砂降りに合い、テンション急降下(T_T)。シティも想定外に寒すぎて、あまり良いイメージを持てなかったのでは(/_;)/。
反対にテオティワカンとウシュマルは最高の天気で写真も沢山撮れて、良い想い出ばかりとなったと思います(^o^)v。
近い過去では、いつぞやのペルーのマチュピチュ、ヨルダンのペトラ、今回のイタリアのベネチアなどは、土砂降りのせいで、最高の世界遺産への感動が失われてしまったのが残念で仕方ありません(T_T)。
また、食べ物も左右しますね。レストランで出たモノが美味しいとその街のイメージ良くなります( v^-゜)♪。また、お土産を安く買えたりすると、またイメージが良くなります。
一方・・・
世界遺産の絶景写真集などに掲載されている写真に心躍り、本物を見てガッカリすることも少なくないくらいに、カメラや映像の技術が発達してしまったことが、人々の感動の形を変えてしまったことは否定できません。
名前だけ又は教科書の写真だけに未知のイマジネーションを生み出して実際を見て感動する時代は終わり、この美しい絶景を見たいと加工された写真を、実際見たいと思い旅に出る時代へと変わりました。
良いのか悪いのかは分かりませんが、旅行のスタイルも変わっていくので、現地ガイドさんも日々勉強なんだろうなあ~と感心します。
さて、参加者さんは寒いより暑い方が好きらしく、カンクンのフリーはテンション高めでした(*・∀・*)ノ。2人のスルー日本人ガイドさんにはとっても良くしてもらい、共にメキシコで3年目とおっしゃってましたが、日本語ガイド(JSG)との違いを見せつけられました。参加者への気配り・ご配慮には脱帽しました。はっきり言って、僕の仕事なし(笑)。
今度はプライベートでメキシコに立ち寄った時に色々お話を聞かせて頂きたいと思った方々でした。教え子たちにとってのいい話が聞けるかもしれないと思いながら、メキシコを立ちました。
tourメンバーをカンクンの空港で見送り、翌朝ランド2人をホテルで見送り、そしてランド残り4人を置いて、エジプトへと到着しました。
目的は、生アラビア語のお勉強と、シャラフ英子さん(エジプトの旅行会社の方)とエジプトの現状についてお聞きする食事会、そして、しゃーばーん(お友だち)と遊びます。
たった2日と半日ですが~「ゆっくりする海外」(笑)として時間を使えればなあ~と。でも、学研さんの原稿は終わらせます<(_ _*)>